米中首脳、通商協議で近く会談へ 今週の交渉は延長=米大統領
(ロイター)

米国と中国、通過に関して最終合意に達したームニューシン長官
(ブルームバーグ)

昨夜の米国市場は基本的に米中交渉の進展期待から上昇して始まったわけだが、$150高水準から週末の利食い売りに押された格好になって、上昇幅を縮めた。しかし、上記ニュースが4時半頃に(米国市場で)伝わると、株価は反転上昇、今日のほぼ高値の$26,031($181高)で大引けとなって、遂に$26,000を回復した。

同時に日経平均CFDも上昇となったが、円高が上げ幅を抑制してしまった格好。現時点での為替は¥110.682で週末相場を引けた。

日経平均CFDに関してはもう少し上昇しても良かったわけで、来週の寄り前によほどのことがない限りはGUスタートになるのではないか?

国内では依然、厚生労働省の毎月勤労統計をめぐる政治的な攻防が繰り広げられてる一方で、


勢い失われれば「当然、追加緩和」日銀黒田総裁語る
朝日新聞の単独インタビューで黒田スッポンは、政策的な変更を匂わせている。勢いはとうの昔に失われているにも関わらず、だ。ただし、日銀の金融緩和は結局市場に対する資金供給を産まなかったという事実もあるので、従来通りの手法での緩和に効果は認められないと思うね。そしてそれよりも、物価目標2%を達成できなかった責任も曖昧で総括もされない状況のほうが、はるかに問題だと思う。

しかし、
三菱UFJ、米通通貨監督庁とマネロン防止改善処置講じることで合意
というニュースも小さいけれど伝えられていて、金融セクターに関する安心感は出ると思う。

結局世界中を混乱させた米中の貿易戦争は株式市場の予想通り、3月1日で一応の決着を見ることになった。しかし同時に、構造協議や資本政策に関しては、期限延長での継続協議となることも確実で、来週はそれをどう株式相場に織り込むか、の攻防になる。

非常に目まぐるしく動いた週末ということだが、これで目先の懸念はしっかりと取り払われたということであって、これを来週の株式市場は好感するだろうと思う。と言うことは目先、完全に「買い」の勝利となったんだよなぁ・・・。


こうしたトレンドが出てる局面では強気で「買い」と言うこともあるけれど、その辺が株式投資の難しい部分なので。ならば、何を根拠に投資すればいいか?って言うことになるけど、個別銘柄の値動きはやはりチャートしかないと言う気がする。特にザラバの動きは、地合いが決まっていればチャートに従うのが懸命で、だからこそ【ショットガン投資法】が有効だと言うことになるんだよな。ショットガンは勝負のタイミングを見極めるためには非常に重要な内容になっている。もちろん買いも売り(空売り)もだが・・・。

その意味では、【一生モノ】のほうは、リスクは小さいけれど難易度が高いと思う。

さて、昨日は帰宅後に買い転換して正解だったと思う。まだ何が起こるかは分からんけれど、個別銘柄で強気のサインがでたものが、昨日は非常に多かったんだなぁ。根拠もなくチャートにしたがって売買するのは俺としては抵抗感もあるけれど、現実にはそれで十分なんだ、と言われてるようで・・・(苦笑)
きっと【ショットガン】をやられてる投資家は結構強気なポジ作ったんだろうなぁ・・・。
 
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灘株太郎入魂の株式投資実戦ブログ(表ブログ)「株修羅」でメインストリームに躍り出た!
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