2024-05-04 12:31 | カテゴリ:農業
ミカンにアブラムシが凄くついてました。

↓写真撮り忘れたのでネットで拾った画像ですが、まさにこんな感じ
ミカンアブラムシ

↓農薬をやって一週間後がこれです
せとか農薬後アブラムシ

農薬偉大過ぎる

今回使った農薬はこれです。詳細はクリックしてアマゾンに飛んでください。
スミチオン

ぶっちゃけ、農家やってた頃って「農薬効かねぇ!!」って不満ありました。

多分理由は以下の感じかな。
夏に農薬を撒く作業って超重労働なんですよ・・・特にサウナのようなビニールハウスの中は地獄・・・「自分が防除されるんじゃ」という危機感を抱くレベル。
なので、殺虫剤と殺菌剤を混ぜて一回で終わらせるってやってて、そうしたら薬剤の相性とかで使えるのが限られる。
用法厳守なので「濃い目」とか出来ない。

↓これがスミチオンの用法。年2回までとか、希釈倍数や使用容量まで細かいです。
スミチオン用法
※鉄腕ダッシュとかで天然素材の殺虫剤とかやってますが、あれ三日も効かないです。スミチオンとかの農薬は長く効きますが回数制限があるので、そもそも長く効いて貰わないと困ります。

でも、うちは出荷しない家庭菜園なので濃い目も可能です。しかもミカンなんてまだ実もついてないからいくらやっても問題なし。

因みに家庭菜園でちょろっとやる時って希釈で迷います。
↓これ2mlのちっちゃいスプーンに1000mlカップで500倍って事
農薬計量
「え?!こんなに薄めるの?2000倍とかもっと小さいスプーンじゃん!」って思いますが、逆です。容器を大きくするのです。

プロ農家は↓こういうタンクで大量に作って軽トラに載せて移動しポンプで散布するので、農薬は超濃縮されてて何千倍希釈とかでないと逆に困るのです。
農薬タンク
※背中に背負うタイプ(ポンプ付)はガチで重労働、自走式農薬散布機は高価。

消費者は無農薬がいいっていう人が多いですが、あのアブラムシを農薬使わずどう退治するの?って感じですよ。

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