2024.04.27

じつは「イラン危機」は「米国株の買い場」だと言える「納得のワケ」

今こそ投資をしたいこれだけの理由

相場の格言通りであれば米国株は買い

戦争に関わる相場の格言のなかに「遠くの戦争は買い、近くの戦争は売り」という言葉があります。これは戦争の地理的位置によって投資戦略を変えるべきだという意味です。

これは遠くで発生した戦争の場合、直接的な影響が自国や自国の市場に及ぶことは少ないため、そのような状況下で自国や戦地から遠い他国の株価が下がると、それは投資のチャンスと見なされます。この状況では株を買い増しすることで、将来的な回復に備えることも投資の選択肢の一つです。

この格言に沿った考えをするのであれば、イスラエルとイランの応酬は米国株にとっては「買い場」を意味します。

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またイスラエル、イランの両国の報復が拡大していない状況を見る限り、これは自国向けのアピールという側面が強いことが指摘され、中東危機には発展しない確率が高いでしょう。

そのため、この出来事は米国株の下げ要因にはならず、むしろ買い場であると考えるほうが論理的です。

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