今日は「日銀金融政策決定会合後に相場が動きそう」というお題で書きたいと思います。
昨日、以下のメールマガジン臨時増刊号【ブレイクアウト手法で買った銘柄】2024年4月23日を配信しました。
臨時増刊号【ブレイクアウト手法で買った銘柄】2024年4月23日
以下のチャートは、今回のメールマガジンで紹介している銘柄の日足チャートなのですが、上値目途を、CからABの値幅に対するフィボナッチの161.8％戻しに当たる1643円と考えています。
メールマガジンで紹介している銘柄の日足チャート
TradingView提供のチャート
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昨日の日経平均は113円高と続伸し、終値は3万7552円になりました。また、TOPIXも3.77ポイント高と反発し、2666.23ポイントとなりました。
昨日の東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がりが936銘柄、値下がりが651銘柄、変わらずが65銘柄でした。
相場の動きが安定しませんね。
昨日の日経平均は、379円高で始まったものの、一時、マイナスに沈む場面がありました。しかし、その後、切り返し、113円高で終わりました。
また、昨日の記事で半導体関連銘柄がズタボロに売られたと書いたのですが、昨日は買戻しがあったものの、結局、前日比マイナスに沈む銘柄が多かったようです。
個人投資家に人気のあるソシオネクスト(6526)やレーザーテック(6920)が、引き続き売られたのは痛いですね。
人気銘柄が売られると相場の雰囲気が悪くなるので、個人投資家の姿勢が弱気に傾いてしまいますからね。早く、復活して欲しいところです。
ところで、昨日、日経が続伸したことで、ここから反発し上昇しそうに見えるのですが、先週末の下げが中途半端なので、やはり、今週金曜日の日銀金融政策決定会合の結果を待って売り直そうということなのかもしれないですね。
そして、まず、テクニカル的には、以下のポイントまで反発する「リターンムーブ」があってもおかしくないと思います。
日経平均の日足チャート
TradingView提供のチャート
戻るポイントとして意識されやすいのは、3/12安値の3万8271円、4/5安値の3万8774円、そして、ヘッドアンドショルダーズトップ(三尊天井)のネックラインだと思います。
テクニカル的には、反発して「リターンムーブ」が起こった場合は、その後は、下落なのですよ。
いつ、下落しそうか？というと、一番可能性が高いのが日銀金融政策決定会合後です。
今度の日銀金融政策決定会合で金利引き上げが議論されると思いますが、もし、金利引き上げが決定されたら、以下のように、ズドーンっと3万5030円まで下落するかも？
日経平均の日足チャート
TradingView提供のチャート
以前の記事でも書いたことですが、クスリのアオキホールディングス(3549)が、ダブルトップを形成した後、以下のように、「リターンムーブ」が発生し、その後に下落しましたからね。
クスリのアオキホールディングスの日足チャート
TradingView提供のチャート
色々と脅すようなことを書きましたが、私は、日銀金融政策決定会合後、上昇する方に賭けたい！
おそらく、今度の日銀金融政策決定会合で金利引き上げはないと思います。植田日銀総裁は、金利引き上げの地ならしをして、市場に織り込みさせてから金利引き上げを行うと思いますので。
ただ、ドル円が154円80銭台まで上昇しているので、今度の日銀金融政策決定会合では、金利引き上げの地ならしをするため、タカ派へ転換するかもしれないですね。
少なくとも、金融緩和を継続する姿勢を変えて、金融引き締めへ転換する姿勢は見せると思います。これで、長期金利が上昇すれば、ドル円が円高に転換する可能性は高いと思います。
また、昨日、銀行株が買われていたのですが、やはり、金融引き締めへ転換が意識されていたのかもしれません。
そもそも、日本の金融政策は世界の基準から考えてみると、異常な金融政策をしているので、もし、金融引き締めへ転換するとしても、金融政策の正常化＝日本経済の正常化、と捉えられて、爆上げする可能性もあると思います。
テクニカル的にも、上昇トレンドにあるかもしれませんからね。
以下のチャートは、日経平均の週足チャートなのですが、今は、もしかしたら、⑤のエリオット波動第5波が発生しているかもしれません。
そしたら、日経平均は4万1087円の最高値を更新ですよ。
日経平均の週足チャート
TradingView提供のチャート
結局、日銀金融政策決定会合後に、上か下かどちらかに動きそうですね。どっちに動くかは神のみぞ知るですけど。
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