2023年はアイドルとしては異例の連ドラ5本に出演し、朝ドラや日曜劇場など女優としても大きなステップアップを果たしてきた乃木坂46の山下美月さん。今月23日に2nd写真集が発売され、5月には卒業コンサートが控えるなど、ますますその注目度が高まっている。アイドルの域に留まらず、モデル、女優として大活躍中の彼女のこれまでの軌跡に迫る。
今や乃木坂トップの大人気メンバーとなった山下美月
山下美月さんは、アイドルグループ「乃木坂46」のメンバーで、2016年の３期生オーディションに合格し活動を開始。2017年に初めてセンターを務め、2021年には自身初の表題曲センターを務めるなど、その人気は上昇を続けてきた。
つっきー、みづきなどの愛称で呼ばれ、その性格はプロ意識が高く、努力家でファン想いと、ストイックさが人気の秘訣でもある。一方少しスキのあるダサさもあり憎めない、インスタグラムで定期的に行っているインスタライブが面白いなど、ギャップがあるところは熱狂的なファンを生んでいる一因だろう。1期生が続々と乃木坂46を卒業していく中、これからの乃木坂を背負っていく存在として大きな期待が寄せられているのだ。
公式インスタグラムより
そんな彼女であるが、女優としての活躍、成長ぶりもめざましい。
2019年にテレビ東京系どらま『電影少女-VIDEO GIRL MAI 2019-』で神尾マイ役として萩原利久と共にダブル主演し、女優としてのキャリアをスタート。本人が当時「普段とは全く違う自分を見て欲しい」と語っていた通り、普段のアイドルの時の笑顔たっぷりな美月さんとは全く異なる、「悪女」として嫌味たっぷりな演技を披露した。これを機に演技面でも注目を集めるようになっていった。
