2024.04.18

大量発生する「マダニ」が危険すぎる…公園遊びで油断してはいけない、致死率2割の感染症

マダニによる感染

「39℃の発熱があって、インフルエンザにかかったかなと疑いましたが、のどの痛みや咳などはありませんでした。ただ身体がだるくて、寝ていることしかできず、意識が朦朧として医療機関を受診したところ、SFTS感染の疑いがあると言われて入院したんです」

全身に倦怠感や悪寒が出た体験を明かすのは、マダニが媒介する感染症・SFTS(重症熱性血小板減少症候群)にかかった40代女性である。

photo by gettyimages
 

数日前に接触したネコがSFTSに感染していたことを医師に伝え、年齢が比較的若かったことから重症化には至らず回復したという。

桜が散り、気温がぐんと上昇する4~5月は、マダニが休眠から目覚め大量発生する季節だ。

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