今日は「日経平均 最悪の場合は2万4000円割れがあり得るかも？ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ((( ﾟдﾟ；)))ﾌﾟﾙ」というお題で書きたいと思います。
昨日、メールマガジン臨時増刊号【今日買った銘柄】2023年3月20日を配信しました
昨日は、東証プライムの値上がり銘柄数が93と100を割ったのですよ。
しかし、こんな全面安の状況であっても、上昇する銘柄はあるのです。こういう銘柄のうち、上昇確率が高いパターンの銘柄を丹念に拾っていけば、きっと良いことが起こると思いますよ。
そう思わなきゃ、株なんてやってられないぞ！
それから、昨日の記事でも書いたのですが、時間のない人は、暴落時に東証プライムの値上がり率ランキング上位銘柄を調べてみることをお勧めします。
実は、暴落時の方が良い銘柄を簡単に見つけやすいのですよ。上昇している銘柄が、めちゃくちゃ少ないからね。
こんな時だからこそ強い銘柄を選べるものです。
さて、昨日の日経平均は388円安と大幅に下落し、2万6945円となりました。東証プライム市場の値上がり銘柄数は93、値下がり銘柄数が1723、変わらずが20銘柄でした。
TOPIXは、-30.12の1929.30。マザーズ指数は、-30.61の731.98でした。
あー、やっぱり大幅下落だ！
先週末の記事「週明けの日経平均は、下落で始まりそうですね(ノД`)・゜・。」で書いた通りになってしまいましたね。
しかし、昨日の日経平均は、スイスの最大手UBSがクレディ・スイスを買収することで合意したことから、一時、前営業日比プラスに浮上したのですよ。
しかし、買いが続かず、大幅に下落して終わりました。買いの勢いが弱いですね。これ、多分、しばらく上がらないですよ。
まぁ、株というのは売り尽くされないと上がらないので、しばらくは我慢するしかないですね。
とにかく、相場というのは急に激変するので、仕方ないですね。
ところで、今日のお題を「日経平均 最悪の場合は2万4000円割れがあり得るぞ！ 」としたのですが、何故かというと、以下のチャートを見てください。
日経平均は、5つの上昇波と3つの下降波で形成される典型的なエリオット波動が発生しつつある状況です。
今は、3つの下降波のうち、Ａ波とＢ波が発生しているところですが、今後は、以下のようなＣ波が発生すると思います。
日経平均の日足チャート
TradingView提供のチャート
このC波は、A波の値幅に対するフィボナッチの61.8％から161.8％まで伸びるとされています。
つまり、もし、今後昨日の高値を超えないとすると、B波の頂点から、A波の値幅に対するフィボナッチの61.8％から161.8％まで下落する可能性があるということですよ。
上のチャートを見ると、下値目処が2万6068円から2万3966円と、ずいぶん幅があるのですが、最悪、2万4000円割れの2万3966円があり得るということです。
現実的なところでは、A波の値幅に対するフィボナッチの100％にあたる2万5265円が、一番あり得そうなところだと思いますけどね。
ちなみに、TOPIXバリュー株指数をTOPIXグロース株指数で割ったVG倍率も、5つの上昇波と3つの下降波で形成される典型的なエリオット波動が発生しそうな状況です。
以下のチャートは、VG倍率の日足チャートなのですが、現在は、3つの下降波のうちのＡ波が発生している状況です。
VG倍率の日足チャート
TradingView提供のチャート
このVG倍率は、昨日は一旦、陽線が発生して下げ止まったように見えますが、ここで下げ止まるかは疑問。
もちろん、下げ止まって、ここからバリュー株優位の状況になる可能性もあるのですが、おそらく、④の値幅の261.8％押しまで下落すると思いますよ。
ということは、まだまだ、グロース株優位の状況が続く可能性が高いということです。
ちなみに、日経平均は、④の値幅の261.8％押しを達成しています。
日経平均の日足チャート
TradingView提供のチャート
以前も書きましたが、日経平均というのは急落した後に、結構な確率で急上昇するクセがあるのですよ。
例えば、昨年の3/9に日経平均が最安値の2万4681円をつけたのですが、その約2週間後の3/25に2万8338円まで急上昇したのです。
とにかく、皆さんも、日経平均のチャートを見てください。急落後に、短期間で急上昇しているところが、そこら中にあることが確認できると思います。
考えてみると、日経平均というのは、結構ボラティリティが大きいのですよ。
昨年から、「利確は正義。含み益は幻。含み損も幻」と言い続けていたのですが、今も簡単に天と地がひっくり返るような、難しい相場が続いているのです。
今年も、昨年と同様に、「利確は正義。含み益は幻。含み損も幻」と思わなきゃダメですね。
しかし、急落した後、急上昇する目もあるのですから、落ち着いて相場に臨みましょう。
それから、3/23午前3:00に発表されるFOMCの結果によっては、大幅に上昇するかも知れませんよ。
しかし、今回は、FOMC通過後に日経平均が大幅に下落して、先程のエリオット波動の下降波C波が発生して、ズドーンっと下落する可能性の方が高いかも？
エリオット波動理論では、この形は下降3波のC波が確実に発生する形ですからね。
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