この記事は2022年9月19日に「月刊暗号資産」で公開された「HashPalette、P2E型ブロックチェーンゲーム「エルフマスターズ」を正式リリース」を一部編集し、転載したものです。


P2E
(画像=Cihangir Stock/stock.adobe.com)

株式会社HashPalette(ハッシュパレット)は16日、日本初のP2E(Play to Earn)型ブロックチェーンゲーム「エルフマスターズ(ELF Masters)」を正式リリースしたことを発表した。

エルフマスターズは日本初のファンタジーアドベンチャー型P2Eブロックチェーンゲームだ。美少女マスターNFT(非代替性トークン)3体とエルフNFT3体を組み合わせ、冒険に出てダンジョンを攻略し、トークンやゲーム内アイテムを獲得することができる。HashPaletteが開発・運営を手掛けるNFT流通に特化したパレットチェーンを基盤としており、ガスレス(手数料無料)のUXを実現している。

ゲーム内では、HashPaletteが発行する暗号資産(仮想通貨)「パレットトークン(PLT)」が通貨として使用される。このPLTを獲得し、ユーザーは暗号資産取引所で売買をすることが可能だ。ダンジョンをクリアすることで獲得できるポイントは10月中旬以降、PLTと交換することが可能になるという。

また、エルフマスターズでは独自ガバナンストークン「ELF」の流通も計画している。今月1日には、国内暗号資産取引所bitFlyerとELFの流通を目的として、ゲームトークンのIEO(Initial Exchange Offering)に向けた契約を締結した。

IEOとは、企業やプロジェクト等の発行体がトークン発行によるコミュニティの形成・強化や資金調達を、暗号資産交換業者が主体となってプロジェクトを審査し、暗号資産取引所を通じてトークンの販売を行う仕組みのことだ。トークンの販売による資金調達だけではなく、コミュニティの形成・強化を狙うこともできる。

エルフマスターズはHashPaletteが構築する独自NFTマーケットプレイス「PLT Place」で行ったゲームNFTの第1回セールにおいて、マスターレアパックが開始54秒で完売するなど高い注目を集めていた。

さらに、第2回セールにおいては抽選申込金額の応募総額が27億円を超え、今月上旬に実施された第3回セールにおいても完売という結果になったという。今月1日からPLT Placeにおいて、NFTの二次流通機能を開始し、エルフマスターズのゲームNFTをPLT決済で購入することが可能となっている。

なお、二次流通機能開始を記念し、今月30日までエルフマスターズのゲームNFTのロイヤリティ手数料(販売価格の7.5%)の50%の山分けキャンペーンを実施している。(提供:月刊暗号資産