2022.06.29

アメリカ「大幅利上げ」で、日本の「国債」「金利」「住宅ローン」はこう動く…!

そのとき、政府・日銀はどう動くか…?

年内に1.75ポイントの利上げを示唆

6月15日(現地)、米FOMC(連邦公開市場委員会)が終了、1994年以来となる0.75%の利上げが決定された。会合メンバーによる2022年末の政策金利は、3/16の予想1.875%から3.375%に大きく上昇した(図表1)。

これでいくと、今年末までのあと4回のFOMCで、1.75ポイントの利上げを見込んでいることになる。この結果、市場が予想する政策金利引き上げ幅も高止まりしている(図表2)。

【図1】FOMCメンバー予測政策金利(出所:ブルームバーグ)出所:ブルームバーグ
 
【図2】市場が織り込む今後1年間の政策金利変動幅(出所:ブルームバーグ)

一方、米10年物国債利回りは、週明けから0.75%の引き上げを織り込み始めていたことから、一時3.49%を付けた後、オーバーシュートを調整する形でFOMC発表後3.3%台まで低下した。 

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