今日は「日経平均 半値戻したから全値戻すでしょう」というお題で書きたいと思います。
昨日の日経平均は、517円高と大幅に上昇し、終値は29068円となりました。
東証1部の値上がり銘柄数は1989、値下がり銘柄数が155、変わらずが40でした。
当初、節目と見ていた28880円も楽勝で抜き、さらに心理的節目の29000円も超えて、めでたしめでたし。
あとは、黙って上がるのを見ていれば良いでしょう。
やはり「選挙は買い」というアノマリー通りになりそうですね。
昨日の日経平均日足チャート
TradingView提供のチャート
当面の節目と見られるのが、29250円、29500円、29850円なのですが、これは、衆院選までに楽勝で突破すると思いますよ。
なにしろ、日経平均は、9/14の高値30795円から10/6の安値27293円までの値幅3502円の半分1751円戻しを達成したのですからね。
さて、相場格言では「半値戻しは全値戻し」と言われているのですが、下げた値幅の半値を戻す力があれば、元の株価まで戻る力があるはずだ、という意味です。
私は、何度も言ってますが、株なんて元の位置に戻りたがるものなのですよ。
それを、株価が下がったからと、「いちいち嘆くな!」と言いたい。
先日の記事「バフェット語録 世の中には株を持ってはいけない人もいる」で書いたことですが、ほとんどの普通の人は、株価が下落すれば嘆き、含み損が大きくなると損切りして、結局、大損して撤退してしまう、株を持ってはいけない人なのですよ。
結局、株で儲かる人というのは、「絶対オイラは負けないよ!」という気概のある人か、何があっても「たりらりらーん♪」としているイモムシレベルの知能しかない人だけですよ。だって、ハムスターの方が人間よりパフォーマンスが良いのですからね。
また、元々、株アレルギーがある人もいると思いますよ。ホント、株アレルギーがある人は、元々、株を持ってはいけない人なのですよ。そういう人は、早々に相場から徹底することをお勧めします。
結局、先程も言ったように、ほとんどの普通の人は、株価が下落すれば嘆くのが当たり前なのです。だから、「株は下がるものだ」と覚悟して相場に臨む必要があるのですよ。
しかし、その覚悟ができないなら、株なんてしない方がマシなのです。そういう覚悟ができないなら、大損する前に、相場から撤退した方がいいかもね。
何度も書きますが、株というのは、普通の人が普通にやったら、普通に損するようにできているのですよ。
儲けたいと思うなら、普通の人がやっていることを普通にやっていたら儲からないものなのです。
また、株は知識があれば儲かるものでもないのです。
株で儲けるには、たった一つの方法でも儲かる手法を見つけてしまえば、良いのです。
それから、株価が下がれば、普通の人だったら誰もが、「あー!何でこうなるの!」と思うのです。
このように思わないようになるには、株の値動きの習性を掴んでおくしかないのです。そうすれば、嘆く頻度が減ると思いますよ。
だから、株をするなら、お試しで、5万円以内で買える銘柄を1つか2つ、100株だけ買って、どのように値が動くのかを把握して、値動きに慣れてから、少しずつ突っ込むべきなのです。
株を始める人の中には、最初から、何百万とか何千万円を株に突っ込む人がいるのですが、無謀すぎて呆れます。何の訓練もしていない素人がビルの50階で窓拭きをするようなものですわ。
ホント、高いところで作業するのに、作業手順の確認や練習もせずにビルの50階で窓拭きするようなものですよ。それで、自爆するんだよね。
確かに、株は、いつも「たりたりたーん♪」としているイモムシレベルの知能しかない野郎の方が儲かるのですよ。バカと煙は、高いところが好きと言われてますからね。おバカさんは、高いところにいても、自分が危険に晒されているなんて気づかないのですからね。
それから、ビギナーズラックも同じような理由で起こるのですよ。自分が、どんな危険に晒されているのかわからないのですからね。
しかし、普通の人は、多少知恵がつくと、自分が危険さらされていることに気づいて、「やべー!」となるのですよ。
株をやるなら、中途半端な知識はダメなんですよ。だから、株で儲けるなら、正しい知識を身につけるよう、徹底的に勉強しないとダメなのです。
株というのは、高所で作業するのと同じような慎重さが求められるのですよ。世の中には、高所で作業するのに、「初心者でも安心です!」とか騙すサギ🕊野郎がいるのですよ。そういうサギ🕊野郎に騙されたら、お金持ちになるなんて、夢のまた夢ですよ。
アメブロには、「ウソ、ハッタリ、サギ🕊野郎」を「凄いブログを見つけた!」と褒めちぎっている億以上を運用していると自慢している人がいますからね。あの人のブログは、「俺のブログを読めば読者が株で儲かる」と言いながら、サギ🕊野郎を紹介する「トラップブログ」ですからね。注意しましょうね。
さて、今度の日曜日に配信するメールマガジンでは、2月期決算企業の決算結果から、決算が好調にもかかわらず、株価が出遅れている「これは、買える!」と思われるお勧め銘柄を紹介したいと思います。
もし、メールマガジンに、ご興味がありましたら、ご購読いただきますよう、お願い申し上げます。
牛田智大さんの演奏を聴いたよ!
昨日の記事で、「凄いピアニストを見つけた!」と、進藤実優さんというピアニストを紹介したのですが、牛田智大さんが、ショパン国際ピアノコンクールで3次予選に進めなかったので、何故か?気になったのです。
そこで、ショパン国際ピアノコンクールの牛田智大さんの演奏を聴きました。
結局、審査員の評価が悪い方に出てしまったという感じですね。
コンクールは審査員によって評価が変わるので、最低の評価をつけた審査員が何人かいたのかと思います。
コンクールは、リサイタルとは違いますからね。審査員という他人の評価を気にして、さらに言うなら、どのようにしたら審査員の評価が高くなるか?を考えて、戦略的に演奏に臨む必要がありますからね。
これは、株も同じなのですよ。まぁ、このツイートを読んでみてください。ひとりよがりは身を滅ぼすのですよ。要は「相場のことは相場に聞け」ということですよ。
ふみ@fumicco【相場哲学】二人の" 天才"相場師が辿り着いた相場の神髄#相場博物館="" https:="" t.co="" thbqmver0i"="
2021年10月15日 19:52
牛田さんは、テクニックや表現力や、楽曲の解釈など、全般的には問題ないと思いました。3次予選は楽勝で通過していたと思いますよ。
しかし、何点か気になることがありました。
まず、全体の印象としては、「まとまりすぎて面白くなかった。もっと、楽曲に没頭して欲しいなぁ」と思いました。私の印象としては、審査員に牛田さんの思いが届いていなかったのかも?と思いました。
どうしても、進藤さんと比べると、曲に対する思い入れが足りない感じがしてしまうのですよ。テクニックや表現力、楽曲の解釈などは問題ないのでしょうけどね。
それから、選曲が良くないと思いました。最後の「英雄ボロネーズ」は、完璧に弾いてナンボのもんですからね。怪しそうなところが何箇所かあったので、これは目立ってしまったと思います。
次に、バラード第4番。これは、評価を得るには難しい曲を選んでしまったと思います。冒頭から同じフレーズが何度も繰り返されるのですが、これをダレずに聴かせることができないと、厳しい審査員がいるコンクールでは評価が厳しくなりがちだと思います。バラードの1番とか2番の方が良かったように思います。
しかし、次が楽しみだと思いました。
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