おはようございます。

先週末のNY株式市場は、コンセンサスを下ブレた雇用統計が「FRBの金融緩和継続」思惑を高めて続伸。日経平均先物はドル円の軟化が重石となって29,410円(+20)で取引を終了。週末の市場環境に目立った変化はなかったため、本日の日経平均は連休明けの騰勢を引き継いだ堅調地合いをベースとしながら、週初の特殊需給を加減した推移が予想されます。想定レンジは29,200〜29,500円。

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個別株に関しては、先週の日経高裏での中小型株の薄商いが市場マインドの懐疑心を示しているため、横並びの底上げは期待薄。(1)日経なりに機械的に上下する東証主力株、(2)決算絡みの乱高下銘柄、(3)継続的に買われる極一部の銘柄、(4)低空飛行を続ける大半の銘柄...とまばらな推移が予想されます。

<< 本日の主な企業決算 >>
5/10(月)ザラ場中:6036 Keepe技研、9107 川崎汽船、7011 三菱重工、5713 住友鉱山、引け後:6629 テクノホライゾン、4980 デクセリアルズ、4308 Jストリーム、6787 メイコー、6963 ローム、7606 Uアローズ、9519 レノバ、7951 ヤマハ、2146 UT、4563 アンジェス、5301 東海カーボン

★ 本日の戦略 : 日経を俯瞰しながら土台固め!

今週の展望でお伝えしたように、日米株価指数こそしっかりとした推移が期待される一方、個別に関しては決算シーズン特有の「売買難易度の高い」流れが本線となりますので、一定の余力維持と手仕舞い条件の徹底による脇を締めたスタンスを継続。

攻撃面では流動性高めの好トレンド銘柄から、決算目前銘柄の本気買いはNG、近日テクニカル銘柄の集約、5月後半まで付き合えるロジックと信念を有する銘柄への絞り込み...などを意識しながら、押し目買い・上昇時の売りすぎ注意スタンスで対応していきたいところ。

★☆Sラボ銘柄も昨日の戦略を邁進。★ 6855 日本電子材料、☆ 6629 テクノホライゾンは決算を意識してポジション調整を計りながら、★ 6199 セラク、☆ 4936 アクシージア☆ 先週木曜からの新銘柄のに加えて、★ 本日からの新銘柄にて5月後半の“物色の正常化”に絡めた更なる飛躍狙いへと駒を進めていってください。

 (会員サークルより >>Sラボ参加案内

【ウォッチ銘柄】
△▼ 5480 日本冶金工
22年3月期経常益予想は前期比52%増の回復基調を示唆 + 発行数の1.0%の自社株買いを発表。連休明けの急反発も踏まえ、吹き値待ちの空売り狙いでケア。オーナンバ(5816)、フルサト(8087)、トーモク(3946)、メンバーズ(2130)も同様。

△ 7228 デイトナ
21年12月期経常益予想を11.45億円から14.84億円に上方修正。割り切り即転狙いで注目。札幌臨床検査センター(9776)、ローランド(7944)、チヨダウーテ(5387)〜(略)〜なども同様。

では 本日もよろしくお願いします。