おはようございます。

昨日のNY株式市場は急反発。直近2日で1000ドル強の暴落による自律反発機運の高まり、2月ISM製造業景気指数がコンセンサスを上回った後も調整色を強めた米10年債利回り、米下院でのバイデン政権の大型経済法案の可決などを背景に終日堅調に推移。個別ではアップルインテル、ボーイング、レイセオンなどが指数高を牽引。ナスダックも暴騰。GAFAMの他、テスラ、マイクロン、AMAT、AMDなど主役クラスが全面高。

NYダウ 31,535ドル +603、ナスダック 13,588p +396
米10年債利回り 1.429% −0.027為替  106.77円/ドル
NY原油 60.64 −0.86、CME225 29,900円

NYダウのテクニカルは、2月半ばの平均レンジである31,500ドル回復により、先週末安値30,911ドルを底値とする反騰トレンド入り気配を強める格好。

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□ 本日の展望 : リバウンド基調継続
NY株とドル円の騰勢を好感した堅調スタート後、引けにかけても29,800〜30,000円レンジで強含む展開が本線。相場が荒れやすい「メジャーSQ月の月初」だけに、目立った追加材料がないまま30,000円超え or 29,500円割れのように先物主導でブレる場面にも要注意。

★ 本日の戦略 : 積極度アップはあと一日、二日我慢!
日経平均は2月末安値(28,966円)での短期調整完了 → 先月同様の「月替わりによる需給陽転」ムードを高めています。よって、流動性高めの好トレンド銘柄に関しては売りすぎない勇気、「過剰に余力を空けすぎた」とお感じの方は打診買いがおススメ。

ただし、Sラボ基本方針の『急落後の底打ち判断や強気度アップは、直近最安値日から3日程度の騰勢確認を優先』を踏まえれば、余力少なめのままの弱テクニカル銘柄の大量ホールドや飛び乗り買いなどの強引な勝負は時期尚。

昨日の日経急騰裏でのマザーズ指数の低迷も「日経先物高 ≠ 個別物色の裾野の広がり」を示しているだけに、本日の優先順位としては (1)弱テクニカル銘柄の売却 or 小口買い増しでの買値引き下げ、(2)目先の日経再暴落に際してのイメージ作り、(3)好テクニカル銘柄の打診買いor売りすぎない勇気...のフローで取り組んでください。

★ 先週水曜からのSラボ主力銘柄
2/24 1,521円 → 3/1 1,642円 +116 7.9%上昇
先週水曜からは良好な業績傾向とアナリスト受け + アルファを念頭に「3,4月高への布石」に着手。昨日の上振れにより目立った格好となっていますが、先週末の逆行高の真価が発揮されるのはこれからとでしょう。本日の一段高では利確を進めながらも、押し目買い直しに主眼を置いて取り組む予定です。
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【ウォッチ銘柄】
△ 4689 ZHD
LINEとの統合により国内最大級のデジタル企業が誕生。先月の★提案の経緯からも中長期スパンで継続注視。

では 本日もよろしくお願いします。

★ 本日からの新主力銘柄
全体戦略で触れた経緯からも、本日攻めるべきは即転が効き相場の派手な銘柄ではなく堅実派銘柄。前者は☆ 先週末からの4700番台のみに注力しながら、後者に関しては★ 先週水曜からの主力銘柄の補完も目的にこちらに派生。

『攻めも守りも周囲の半歩先、王道を堂々と!』
       

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