2021.03.02
# キャリア

学歴なしの「派遣社員」が、日本企業で出世するたった一つの方法

独りよがりな仕事をしても意味はない
「努力は必ず報われる」という言葉は耳障りはいいものの、現実はそこまで甘くない。特に年功序列、学歴主義が色濃く残る日本企業において、学歴もコネもない派遣社員が出世するのは至難の業といえる。

そんな中、
資格もコネもない中で、派遣社員のシステム担当ヘルプデスクから、たった10年で社員3万人の老舗「大塚グループ」の執行役員まで駆け上がった男がいる。派遣で入った僕が、34歳で巨大グループ企業の役員になった小さな成功法則」(ダイヤモンド社)を上梓した二宮英樹氏がその秘訣を教えてくれた。

自分の評価は他人が行うもの

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自分は真面目に仕事に取り組んでいるけど、報われない。そう思って挫けそうになったり、諦めたりしていませんか?

「現状を変えられない、打破できない」「自分の人生はこんなはずではない」「他人が羨ましい」

このように自分の置かれた状況に納得できず、耐え続けている人は少なくありません。

しかし、その多くは自分で勝手に仕事の枠を定めたり、できない理由を並べて、今の“自分”ありきの仕事のやり方に極端に偏っていることが多いです。そのような働き方で、今見ている景色を変えることができるでしょうか?

 

残念ながら、どんなに独りよがりに一生懸命取り組んでいても、自分のチカラだけでは、飛躍するチャンスに恵まれることはほとんどありません。チャンスの多くは、これまでの仕事に対して信頼を寄せてくれた周りの人が届けてくれるものだと知る必要があります。

周囲から頼られ、相談されるような信頼を得ることが、チャンスを得る第一歩。自分の評価は自分ではない他人が行うものだと知るのが重要なのです。

そして、信頼を得る確実な方法は、「誰かが抱えている問題や苦手を解決してあげること」です。

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