今日は「1月のメルマガで書いたことが当たってしまった!」というお題で書きたいと思います。

 

アメリカの長期金利の急騰で、株式市場に嵐が吹き荒れています。

 

2021/1/17号のメールマガジン【下値サポートラインを意識しましょう】で「今後の相場で注意すべき点としては、アメリカの長期金利の動きです。」と書いたのですが、そうしたら、1月のメールマガジンで注意したことが当たってしまいました。申し訳ありません。えーん


 

では、書いたことを、以下に記載します。

 

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2021/1/17号のメールマガジン【下値サポートラインを意識しましょう】より

 

まず、今後の相場で注意すべき点は、アメリカ長期金利の上昇です。
 
1月14日はニューヨーク・ダウ、ナスダックともに、長期金利が上昇してことを受けて売られました。
 
1月15日のニューヨーク・ダウも177ドル安となり、週間で5週ぶりの反落となりました。
 
また、ナスダックも前日比0.87%安となり、週間で1.54%安となり、これも週間で5週ぶりの反落となりました。
 
アメリカ長期金利は現在(1/14現在)1.087%と1%を上回ってます。昨年の4月は6%をやや下回る数字だったのですが、1月15日には1.1%をつけました。
 
なぜ、アメリカ長期金利に注意が必要かというと、株価と金利には以下の関係があるからです。
 
長期金利の上昇→株価の下落
長期金利の下落→株価の上昇
 
これは当たり前なんですよ。
 
もし、リスクが低い債券の金利が5%だったら買いたいと思いませんか?
 
株で1年運用して5%の利益を出すのは大変ですからね。
 
さらに元本が大きいと得られる運用益が違いますからね。
 
元本100万円で5万円
元本1000万円で50万円
元本1億円で500万円
 
お金持ちほど、低リスクで大きな運用益が得られるのです。株はリスクが高いので、もし債券金利で5%の運用益を黙っていても得られるなら、お金持ちほど、株式投資をする人は少なくなると思います。
 
逆に、債券の金利が0.5%だったら、リスクを取ってでも株で運用しようとする人が増えるということです。

さて、2018年にVIXショックという暴落が起こったことは記憶に新しいことだと思います。
 
このVIXショックの原因は、2018年1月の米雇用統計で、時間当たり賃金が予想を上回る伸びを示したことなどから、FRBの利上げペースが加速するとの見方が強まり、長期金利が大幅に上昇したことが、株価急落の要因となりました。
 
多くのクォンツ系ファンドは、VIX指数の急上昇で急激にロスカットを強いられ、短期間に株式のリスク圧縮に動き、株価の変動を加速させたといわれています。

バイデン次期大統領は1月14日、総額1.9兆ドル規模のコロナ危機対応の追加経済対策を発表しました。
 
これに伴い、アメリカ長期金利が上昇したのですが、今後の追加経済対策により景気回復の兆しが見え始めると、長期金利が上昇することは火を見るよりも明らかです。
 
お金がジャブジャブ市中に出回って、需要に対し供給が追いつかないと、とんでもないインフレが発生することになります。
 
今のところ、コロナで消費行動が抑制されているので、インフレになる恐れはなさそうです。
 
しかし、コロナ対策が進み景気回復の兆候が出てきたときは、FRBが利上げを検討しているのでは?という思惑から、アメリカ長期金利が上昇し株価急落というシナリオが考えられると思います。
 
つまり、景気回復による株安が発生する可能性が高いということです。
 
コロナ対策が進み景気回復の兆候が出てくるということは、アメリカの長期金利の上昇を招き、それが株安につながることを警戒しておくべきです。
 
しかし、コロナ感染拡大の長期化が予想されるので金利上昇は一時的なものとなる可能性が高いと思います。
 
コロナ感染拡大を抑えられそうだというニュースが出始めた時が危ない時だと思います。
 
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しかし、考えようによっては、私が1月に「アメリカの長期金利の上昇には注意しましょう」と書いているのだから、既に株式市場では、アメリカの長期金利の上昇については織り込み済みだということですよ。えー

そんなの決まってるじゃん!びっくり
 
私のようなど素人が、先月に「アメリカの長期金利の動きには注意しましょう」と言っているのですよ。キョロキョロ

突然、「アメリカの長期金利が急上昇し始めた!」ということで、株価が暴落したのではないのですよ。

アメリカの長期金利が、どのくらいをつけたら、売りを仕掛けるか、大口の機関投資家はシナリオを考えていたと思いますよ。

株価もだいぶ上昇していて、長期金利の上がり度合いも、頃合いが良さそうなこともあるから、そのシナリオを起動するスイッチが入った、とういことですよ。びっくり
 
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つまり、これって、起こるべくして起こったシナリオ通りの暴落だから「慌てる必要はない」ということですよ。ニコニコ

起こる確率は極めて低いものの、一旦起こると壊滅的な損害を与えるリスクをテールリスクと呼びますが、今回の暴落は、テールリスクが発生して壊滅的な影響を与えたわけではないですからね。つまり、起こるべくして起こったシナリオ通りの暴落なのですよ。

例えば、2018年のVIXショックは、やはり、今回のように景気回復の兆候が見られたことからアメリカの長期金利が上昇し、それが株売りを仕掛けるスイッチを押すきっかけになったのですよ。株価が上昇していると、誰もが売るきっかけが欲しいのですよ。何も不思議なことはないのです。キョロキョロ

さらに、VIXショックが起こった2018年は、2回大暴落が起こっているのですよ。びっくり
 
2018年2月6日
日経平均株価 1071円安
2018年10月11日
日経平均株価 915円安
 
しかし、全然問題ありません!びっくり

私の2018年の成績は、株式売却益が約240万円。得た配当は約40万円だったので、年間で約280万円の利益です。この年の運用利回りは13強%だったので、年に2回も大暴落があった割には、まあまあだったと思いますよ。ニコニコ

私は、そもそも現物でしか株を買いませんからね。暴落だからと慌てて売る必要はないですよ。ニコニコ

というか、今は絶好の買い場なのですよ。ここで売る奴は勝てる投資家のいいカモ🦆ですよ。えー

勝てる投資家は、あなたが売ったことで「お安く良い株を売ってくれてありがとう」と思っているのですよ。口笛
 
何が言いたいかというと「相場に振り回されるな」とういことです。えー

私が、こういうことを言っているのは、「暴落を予測しろ」と言っているのではないのです。「暴落を受け入れる心の準備をしておけ」という意味ですよ。えー

こんなの注意していても、いつ暴落が発生するかなんて、誰にもわからないですからね。結局、株式投資を行う心構えとしては、「株は、大なり小なり浮き沈みがあるということを受け入れるしかない」ということです。

その心構えがない人が株をやると、右往左往して、結局、株価が大幅に下落すると、「やばい!これ以上持っていたら大損だ!」と損切りするんですよ。えー

そもそもの間違いが、株をやるのに、無くなっても構わない余裕資金ではなく、虎の子でやることですよ。全く心の余裕がないから、暴落耐性なんて絶対できっこないですよ。口笛

株式投資を始めたい人は、私が書いた以下の記事を良く読んでくださいね。この記事に書いてありますよね。「株式投資には、余裕資金を使うべし」と。えー

何回も言いますが、今回の暴落は、起こるべくして起こったことなので、株式市場の方向性は、全く変わっていないと言うことです。

つまり、株価は元の位置に戻りたがるものなので、慌てず騒がず、落ち着いて待っていれば、戻ってくるということです。さらに、今のような、大バーゲンセール期間は、業績が良く、今後も業績拡大が見込まれる企業の株を仕込んでおくチャンスなのですよ。

どうですか?安心しましたか。ニコニコ
 
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