本日の日経平均は反落。最終的に小幅な上下にとどまった前日のNY株同様に、26,600円台ではワクチン・日米経済対策などを期待した買いが下支えとなった一方、26,800円台では週末のポジション整理やリスク回避売りが重石に。東証主力株は(半導体セクターの前場安からの持ち直しにより)特色の乏しい高安マチマチの構図。

中小型株は 726 黒田精工、6776 天昇電気、5955 ヤマシナ、9878 セキド、2191 テラ、6149 小田原エンジ、4080 田中化研、6433 ヒーハイスト、7888 三光合成、5986 モリテックスチール、5218 オハラ、6937 古河電池、6962 大真空、6584 三桜工業、3031 ラクーンなどに短期資金が流入。マザーズ指数同様に前場に売られ午後に切り返す銘柄が散発

日経平均 26,751円 −58、Topix 1,775 +0
225先物(12月限)26,780円、為替 103.88円/ドル
NYダウ先物 29,995ドル +63

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■ 後記:  週初の展望にて、「買い優勢の地合いをベースに、月初・メジャーSQ月特有の先物需給を加減した推移。想定レンジ26,300〜27,200円」とした今週の日経平均は概ねイメージ通りしっかりとした経過に。来週も理論上は「ワクチン、金融緩和、財政出動などへの期待」を背景とする買い優勢の展開が本命視されます。ただし、来週末のメジャーSQ、再来週の米FOMCとトリプルウィッチングなど需給要因に大きな影響を与えるイベントが控えている事には要注意。

中小型株に関しては、マザーズ指数に下ヒゲによる本日安値での短期底打ち気配が生じている反面、月初高値水準の上値抵抗も強いチャート形状となっている事に加えて、今月後半のIPOラッシュ接近による特殊需給も想定されるだけに、直近数週間と比べた売買難易度の高まりに注意したいところ。

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では 今週もお疲れさまでした。

良い週末をお過ごしください。
   
      
  

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