今日は「今年いっぱいは放っておいても問題なさそう」というお題で書きたいと思います。
 

昨日は、バリュー株への見直し買いが入っているようですね。

 
昨日のTOPIXバリュー指数が+9.55(+0.75%)の1690.10だったのに対し、TOPIXグロース指数が−3.75(−0.14%)の2590.17でしたからね。
 
以前も、グロース株優位からバリュー株優位の転換したか?と思ったら、グロース株優位に戻ったことがあるので、まだわからないですけどね。キョロキョロ
 
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株式投資の初心者の方もいらっしゃるので、改めてグロース株、バリュー株について説明します。
 
簡単に言うと、グロース株は成長株とも呼ばれ、今後の業績拡大が期待でき、それに伴って株価の上昇も期待できる株のことです。
 
私は、以前、グロース株のことを、やり手のイケメンと同じに考えれば良いと書いたことがあります。
 
グロース株もイケメンも、華やかな見た目から惹かれ、惚れている間は良いものの、一旦、アラが見え始めると、突然、「トンデモないものを掴んでしまった!」と、呆れる可能性が高いということですよ。びっくり
 
また、イケメンは、浮気リスクが高いですから、長く付き合っていけるかは、良く中身を見ないと判断できないですよね。グロース株もビジネスモデルを良く検討しないと長く付き合っていけるか判断できません。ライザップみたいに、営業利益がM&Aによる「負ののれん」でかさ上げされたようなものもありますからね。まぁ、イケメンもグロース株も虚飾にまみれていることが多いですからね。同じようなものですわ。口笛
 
また、バリュー株は割安株とも呼ばれ、例えれば、真面目に良く働く地味なおじさんと同じですよ。グロース株の影に隠れて、コツコツと地味に収益を上げて、株主に配当で報いているのがバリュー株の特徴です。逆に、株価上昇で株主に報いるのがグロース株の特徴です。
 
結婚するなら、地味な感じでも真面目に良く働く旦那さんを見つけた方がいいのと同じで、長く付き合っていくなら、配当や優待が良いバリュー株ですよ。キョロキョロ
 
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それから、TOPIXグロース指数、およびTOPIXバリュー指数ですが、これは、PBR(株価純資産倍率)の高い銘柄群、低い銘柄群を指数化したものです。
 
まず、PBRですが、PBR=株価÷一株あたりの純資産、で表され、PBRが低いものほど割安だとされています。もし、PBRが1倍を割っていたら、会社の資産を清算して株主に資産を分配した方が、株主にとっては儲かることを意味します。(実際には、そんなことはしませんがキョロキョロ)
 
だからと言って「PBRが低いから割安だ。だから、今後、株価が上がっていくだろう。」なんて考えるのは、浅はかで、PBRが低いということは、市場参加者から「お前の評価は、こんなものだ。」というレッテルを貼られているようなものですよ。
 
同じように「PER(株価収益率)が低いからと言って株価が上がっていくだろう」なんていうことはないのです。これも、市場参加者から「お前の評価は、こんなものだ。」というレッテルを貼られているようなものですよ。
 
そして、低PBR、低PERの株が、いつまで経っても株価が上昇しないで割安なまま放置されることを「バリュートラップ」と呼んでいます。
 
PBRやPERなどの指標は、知っておいた方が良いに決まってるのですが、低PBR、低PERの株だから、株価が見直されて上昇するだろうなんていうことはありません。口笛
 

そして、先程書いたように、TOPIXグロース指数、およびTOPIXバリュー指数 は、PBRの高い銘柄群と低い銘柄群をそれぞれ指数化したものですが、教科書的には、一般にPBRROE(自己資本利益率)には一定の相関があり、高PBR=高ROEの傾向となります。 したがって、グロース指数ROEが高い企業群の動きを示しています。

 

簡単に言うと、少ない元手で効率よく稼ぐのがグロース株の特徴だとも言えます。逆に、元手を沢山使っても、ちょっとしか稼ぐことができないのがバリュー株の特徴です。だから、バリュー株には、莫大な設備投資が必要な、鉄鋼などの素材産業や、自動車産業などの重厚長大産業の銘柄が多いのですよ。

 

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今までは、コロナの影響で、割安株が超割安株になっていたのですか、最近のワクチン開発で、超割安株が割安株に戻ろうとしているようです。

 

しかし、以前もバリュー株優位→グロース株優位と戻っていることから、これを繰り返しながら、相場の底上げがされるのかと思います。

 

まぁ、今年いっぱいは、トレードしないで放っておいて問題なさそうですね。

 

さて、来週日曜日のメールマガジンのネタを考えて始めております。

 

詳細は、近々発表します。ニコニコ

 

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