【勘流雑感】
 昨晩の米株は急反発。トランプ米大統領やクオモNY州知事により新型肺炎の終息に向けた前向き発言を大義名分とした他、国民皆保険に積極的な民主党のサンダース上院議員による大統領候補指名争いからの撤退表明を受けて指数に対する寄与度の大きいユナイテッドヘルスが買われたこともフォローとなった。日経先物は前日中に早々の米株高を織り込んでいたゆえ19,100円で取引を終えたため、本日の日経平均の上昇に過度の期待はできぬが、新型肺炎を巡る環境改善兆候が市場心理にポジティブな変化を与えているため、個別株に関しては一定の賑わいが期される。
 
 さすれば、本日も短期、中長期双方での強気スタイルを続行すべく、日経先物はロング主体のデイトレ狙い、1週間前後の中期視点では中小型の材料株中心 、2週間超の長期に関しては楽天ダブルブル<1458>を柱としながら押さば買い、噴かば売りにて処されたい。なお、本気で企業の将来性に投資する投資家は未だ極々少数なため、中小型材料株に関しては基本は新型肺炎関連狙いで挑むが善かろう。

【勘流銘柄】
■ 新たなる中期指向

株式市場こそ新型肺炎のピークアウト兆候が即時買い事由となるが、経済全体では当面の失業者の増加と正規社員の減少ベクトルは避けられない。

□ 3694 オプティム、□ 火曜からの短期指向
新型肺炎が及ぼす短期的な影響には両銘柄での即回転狙いで対応。前者は0.5倍台の貸借倍率も念頭に留め置きながら、一部をぎりぎりまでホールドするスタイルで挑まれたい。

(その他)
4978 リプロセル、6656 インスペック
市場心理の落ち着きとともに値動き至上主義が勢いを増すなら、この辺りも突飛高の芽が。

1458 楽天ダブルブル

押さば7,200円近辺までを買い戻しながら、目先調整後の切り返しに備える。7,000円割れは半数撤退。

何かしら参考になっていれば是非に
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2月暴落以降の全勘流銘柄

big (32)

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