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米中貿易協議が真っ最中の折、トランプ政権はポンペオ国務長官がハード強行でトランプ大統領がソフトという硬軟織り交ぜた作戦は見事。国際舞台でこんな凄い交渉は見たことないぜ。

トランプ氏、ファーウェイ排除見直しに含み

多分、こんなことを記事にするのは日経くらいのもんだろうけど、米国は反中国ではほぼ一枚岩になってるわけで、現実問題としてファーウェイと技術で競争なんて、微塵も思ってないだろう。ただし、米国を中心とした資本主義圏では、公平な資本の競争が大前提になるわけで、そういう意味からするとファーウェイみたいに国家(共産党・人民解放軍)を後ろ盾にしてる企業が、公平な競争などするはずもなし。


だから、仮にこうしたトランプ大統領の「競争して5G、6G」なんてのは、現状では中国が資本の自由化を飲まない限りは有り得ない話よ。しかも1日までには、その件の妥結は有り得ないだろうし、延長60日でも恐らくYESなどとは言うはずがない。言ったら、共産党の存在意義がなくなってしまうからな。

だとすれば、今後もファーウェイは米国のターゲットであり続けるわけよ。日経は、すぐにこういう記事を書くし、この件を交渉に材料に・・・なんてとぼけた内容を書いてるけど、そんなもんすでに孟晩舟の件を交渉材料に使ってるだろう?とにかく、どんな手段を使っても中国は封じ込めないと、そもそもトランプ自身の選挙に影響してしまうからな。なので、俺はこの局面、相場の雰囲気よりもはるかに悲観的だと思うんだよ。決して楽観はできないということだよな。 

けれども、中国(習近平)からは、相当に泣き(どうせ芝居だろうけど)が入ってると思うぜ。だって3月には米中交渉終了後に全人代をやらなきゃいけないわけ。そこで、今回の交渉で米国に負けました!っていうんじゃ、自分の身が危なくなる。なので、全人代をやるなら、米中交渉の知的財産権問題と資本の自由化問題は、先送りになると思う。

その辺が俺の読みなんだがな(当たらんと思うけど 苦笑)
 
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