前場の日経平均は続伸。中国景気不安を嫌気した連休中のNY市場に追随して寄り付き早々に20,204円(−155)まで下落したものの、先物にCTA(外資系商品ファンド)とみられる大口の買いが散発して9:30ごろには前日比プラス圏に浮上。前引けにかけても騰勢を強めて前場高値20,544円(+184)で取引を終了。東証主力株はハイテク、機械セクターの一角を中心に買いが優勢。

中小型株は 2471 エスプール、3990 UUUM、4588 オンコリスバイオ、3267 フィルC、5950 パワファス、6532 ベイカレント、3687 フィックスターズ、2157 コシダカ、7599 IDOMなどに短期資金が流入。

□ 午後の展望 : 買い優勢
前場のCTAとみられる先物買いは「12月の下方オーバーシュートの反動」とみられる = 持続力のある買いと判断されます。よって、20,400〜20,600円レンジでの堅調地合いがメイン。

■ 午後の戦略 : 需給良化、イベント、テクニカルを念頭に前に!
CTAが極端に需給を傾ける際には少なくとも数日続くことが多いだけに、大局強気スタンスの継続が本線。ただし、今晩予想される「英議会におけるEU離脱法案の否決」後の短期的な下振れリスク、20,500円の壁を意識した戻り売りリスクを踏まえれば、一定の余力維持とストレス玉の縮小を優先。

その上で、攻撃可能枠については☆好背景中小型株、日経レバ(1570)を中心に押し目買い・上昇時の売りすぎ注意で臨んでください。

☆ 4344 ソースネクスト : 現値水準は腰を据えて臨みながら、6●0円付近も小口買い増しへ。

☆ 3938 LINE : 3,●00円付近までの押し目買い下がりを本線としながら、4,100円台前半まで切り返す場面も小口買い増しから検討。

【ウォッチ銘柄】
△ 1570 日経レバ
16,000円台後半では3−5割を売却するスタンスを継続。

では 午後もよろしくお願いします。