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米国株の取扱い銘柄数、低コストで話題の「サクソバンク証券」とは? 取引の概要、購入時の注意点を解説します。

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米国株の取扱い銘柄数、低コストで話題の「サクソバンク証券」とは? 取引の概要、購入時の注意点を解説します。

2018年9月にサクソバンク証券が日本の米国株取引に参入しました。

サクソバンク証券

≪画像元:サクソバンク証券

米国株といえば、

SBI証券、楽天証券、マネックス証券の大手3社を通じて取引する

のが、日本国内から投資をする場合は一般的でした。

アメリカのセミプロ向けのインタラクティブ・ブローカーズ証券の日本法人も一部の投資家には有名ですが、取引をする際のインターフェースが複雑だったり、投資をはじめる際にミニマムデポジットがそれなりに必要になるので一般的とはいえません。

そんな中、デンマークに拠点を置くサクソバンク証券が米国株取引サービスをはじめました。

サクソバンク証券は、もともと日本でFXの会社としてスタートしました。

そんなサクソバンク証券の商品ラインナップと取引コストが大手3社よりも、優れているのではないかと話題です。

本記事ではサクソバンク証券の米国株取引の概要をご紹介します。

サクソバンクの取引銘柄数が大手証券会社3社を上回る

サクソバンクの取引銘柄数が大手証券会社3社を上回る

サクソバンク証券の米国株取扱い銘柄数は、

・普通株 4,234銘柄
・ETF ETN 1,542銘柄
・ADR 354銘柄

この取扱い数は大手3社を大きく上回っています。


米国株に強いことに定評のあるマネックス証券

・普通株 2,972銘柄
・ETF ETN 271銘柄
・ADR 91銘柄

米国株に大手3社の中でも強いとされていたマネックス証券でも、取扱い数ではサクソバンク以下です。

他の大手2社の米国株取扱い数も

SBI証券
・普通株 1,083銘柄
・ETF ETN 270銘柄
・ADR 121銘柄
楽天証券
・普通株 1,049銘柄
・ETF ETN 283銘柄
・ADR 129銘柄

となっています。

サクソバンクが普通株、ETF、ETN、ADRの全てにおいて大手3社を上回っています。

サクソバンクの米国株取引コストが安い

サクソバンクの米国株取引手数料は大手3社に比べて安く設定されています。

サクソバンク証券の売買手数料:
約定料金0.2%(5USD~上限15USD)
為替手数料20銭

マネックス証券の売買手数料:
約定料金の0.45%(5USD~上限20USD)
為替手数料25銭

SBI証券の売買手数料:
約定料金の0.45%(5USD~上限20USD)
為替手数料25銭

楽天証券の売買手数料:
約定料金の0.45%(5USD~上限20USD)
為替手数料25銭

単純な手数料を比べた限りでは大手3社よりも、サクソバンク証券の方が安いです。

ただし、サクソバンク証券の決済通貨と配当金受け取りは日本円のみです。

外貨決済にこだわりがない限りは、サクソバンクが大手3社に比べ手数料も安いことがわかります。

CFDによる空売りも可能

CFD(差金決済)のサービスもサクソバンクは提供しています。

CFDでは世界の様々な金融商品をFXのような感覚で取引できます。

サクソバンク証券のCFDサービスの中には、米国株をFXのように差金決済できるシステムもあります。

FXは、売り(ショート)買い(ロング)の両方からポジションをとることが可能です。

米国株もFXと同じように売り(ショート)から入れるのがCFDの面白いところで、現物の米国株を中心に展開している大手3社にはできないサービスです。

サクソバンク証券のCFD

≪画像元:サクソバンク証券

サクソバンクで米国株を買うときの注意

大手3社は米国株の特定口座での取引ができます。

しかしサクソバンクは特定口座に対応していないため、税金の計算、確定申告で大手3社よりも面倒です。

ですが、特定口座に対応していないことを差し引いても、サクソバンクでの米国株取引を検討する価値はあります。

まとめ

サクソバンクの米国株取扱い数は大手3社を上回ります。

そして、サクソバンクの米国株取引手数料は大手3社よりも安いです。

特定口座には対応していないので、税金計算など面倒な部分もありますが、それでもサクソバンクを検討する価値が十分にあります。 (執筆者:田守 正彦)

《田守 正彦》
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田守 正彦

田守 正彦

フリーランスのWEBライター。教育機関やバンコクの大学で働く傍、海外投資に興味をもち20代の頃から香港やアメリカの証券口座に直接行き、口座を開いて実際に取引をしていました。得意分野は投資・教育・旅行・新しい働き方です。新しい分野にも積極的に挑戦しています。 寄稿者にメッセージを送る

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