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裏事情から学ぶ 銀行で「投資信託」を購入するときの注意点3つ

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裏事情から学ぶ 銀行で「投資信託」を購入するときの注意点3つ

投資初心者が銀行に相談するときの注意点

銀行で投資信託を購入する注意点

最近、日経平均株価がバブル以来の高値を付けたり、ドル円が今年最高値を付けるなど相場環境は良くなってきています。

投資環境が良くなってくると、投資を検討してみようと考える人は多くなります。

そんな時、身近な銀行に相談に行こうと思う人も多いのではないでしょうか。

銀行で最初におすすめされるのは投資信託です。

銀行で投資信託を購入される際の注意点を徹底的に解説します。

注意1:手数料が高い

銀行で投資信託を、買う最大の問題点は、手数料が高いことです。

大手銀行で扱っているフィデリティUSハイイールドファンドという投資信託は、大手銀行で購入すると手数料は最大2.7%かかります。

マネックス証券などのネット証券で購入すると、手数料は無料です。

100万円購入した場合、2.7%の手数料だと2万7,000円かかります。

まったく同じファンドで手数料はこれだけ違います。

注意2:定期預金との抱き合わせに騙されない

銀行で投資信託を購入すると、ほとんどの場合定期預金との抱き合わせ商品を提案されます。

例えば投資信託を100万円購入し、定期預金を100万円作成するといったものです。

定期預金の金利は通常の0.01%ではなく大抵3か月物で1%以上の金利が付きます。

顧客からみるとお得感があるのでありがたい提案のように思います。

冷静に考えてみてください

冷静に考えてみよう

3か月で1%ということは、3か月の満期後にもらえる利息は2,500円(税引き前)にしかなりません。

2万7,000円の手数料を払って2,500円の利息をもらうなんでバカバカしくありませんか?

初めからネット証券で投資信託を購入した方がずっとお得です。

注意3:手数料の低い投資信託はすすめない

銀行員は手数料で評価されるので、手数料の低い投資信託はなかなかおすすめされないです。

日経平均などに連動するインデックスファンドは、大手銀行でも手数料は無料ですがなかなかおすすめされないのが現状です。

インデックスファンドも大手銀行のものは、信託報酬というランニングコストがネット証券のインデックスファンドに比べて割高なので大手銀行で買うのはおすすめしませんが…。

銀行で相談するのは構いませんが、情報収集目的で相談するのが良いと思います。(執筆者:渡辺 たけし)

《渡辺 たけし》
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渡辺 たけし

渡辺 たけし

11年都市銀行勤務。現在保険会社にてコンサルティング営業の傍ら金融全般の記事執筆。都市銀行勤務時代には地権者や起業オーナー中心に相続対策や資産運用コンサルティング業務をしておりました。現在は、会社員の方からオーナーまで幅広いお客さまに保険のコンサルティング営業をしております。得意分野は相続、保険、資産運用になります。 寄稿者にメッセージを送る

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