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みきまるファンド
優待株の中から割安で総合戦闘力が高い銘柄を選別し、3~5年の中長期の時間軸で戦う「優待バリュー株投資」を実践。何があっても決して諦めず、少しでも良い投資家になることを目指して日々精進しています。
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免責事項 : 当ブログは私が少しでも成長し、「より良い投資家」 になるための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100%ご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
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さて今日は株式投資本オールタイムベスト78位
ブラックエッジ 資産1兆円の男、スティーブ・コーエン物語 (シーラ・コルハトカー著、パンローリング社)
の最終回第6弾です。
今日の日記にもネタバレがありますので、本書を未読で、今後読む予定がある方はここまででお立ち去り下さい。
よろしいでしょうか?
それでは始めます。
コーエンは、FBIとSECとの「死闘」の末に、ついにインサイダー疑惑から逃げ切ることに成功します。具体的に見ていきましょう。
和解条件に応じて、彼はSACを閉鎖し、100億ドルにも上る自己資金を運用するファミリーオフィスに作り変えた。
2014年4月、マートマが有罪判決を受けた3か月後、コーエンは自分の会社の名前をSACキャピタル・アドバイザーズからポイント72アセット・マネジメントに変更した。
コーエンは世界で最も裕福な人物の1人として、この危機から復活した。
結局、政府が10年近くかけて集めた彼に対する証拠が陪審員に示されることはなかった。
いまやコーエンはこれまで以上にお金を稼いでいる。2014年、自分の資産を運用しただけで、彼は25億ドルもの利益を上げた。
コーエンは一日も早く、ヘッジファンドを再開する計画を進めている。
スティーブ・コーエンは1956年生まれなので、今年2018年でも未だに62歳です。辛うじて危機を乗り切った「稀代の天才」の投資家としての新章がどのようなものになるのかを、引き続き注目していきたいと考えています。
さてこれでこの本の紹介は終わりです。刺激に溢れ、ヘッジファンドの「乱暴で猥雑な真実」に迫った力作です。とても面白い本なので、未読の方は是非。(終わり)
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Last updated
Sep 21, 2018 06:04:31 PM
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