おはようございます。

週末のNY株式市場は続伸。前日の急騰の反動に加えて、上海総合指数やトルコリラの軟勢、コンセンサスを下回った8月ミシガン大学消費者信頼感指数などを重石とする弱含みのスタート後、引けにかけては米中摩擦の緩和期待が優勢に。個別ではアップル、シスコ、キャタピラー、J&J、ファイザーなどが指数高を牽引。ナスダックも小幅続伸。

NYダウ 25,669ドル +110、ナスダック 7,816 +9
米10年債  2.864% −0.007、NY原油 65.85 +0.39
為替 110.55円/ドル、日経先物 22,250円 −10

【主な政治・経済イベント】
8/21(火)トルコ休場(〜24)
8/22(水)米FOMC議事録、決算:ターゲット
8/23(木)米7月新築住宅販売、決算:HP,GAP
8/24(金)米7月耐久財受注

■ NY市場展望 : リスクマネーの還流が下支え!
FOMC議事録を含め予定されているイベントにトレンド陰転力はありませんので、ドルインデックスの騰勢が示す「リスクマネーの米国還流 → 米国債買い(金利は低下)・NY株買い」の構図による堅調地合い継続がメイン。想定レンジは25,400〜26,000ドル

当観点(リスクマネーの還流)からは、中国・トルコ情勢など新興国情勢の悪化が想定内に留まれば上昇トレンドは不変。リスクシナリオとしては、想定以上の国内外政治情勢の悪化に加えて、欧米金融資本が安値買いや売り玉の利確を目的として仕掛け売ってきた(マイナスのリスク志向)場合の25,000ドル付近までの下押しに要注意。


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