前場の日経平均は小幅反発。リスク回避色を強めたNY動向を警戒して寄り付き早々に21,871円(−332)まで下落したものの、10:30ごろの「中国商務次官が貿易交渉のために訪米する」との報道を受けて前引けにかけてはドル円とともに買戻し優位で推移。東証主力株は高安マチマチ。

中小型株は 4287 ジャストプランニング、6034 MRT、3925 ダブルスタンダード、1711 省電舎、9424 日本通信、2395 新日本科学などに局所的に資金が流入。

□ 午後の展望 : 強含み
NYダウ先物は前日比100ドル強上昇、上海総合指数も直近安値更新後に切り返しているため22,100〜22,300円での底堅い推移が本線。ただし、覇気のない東証主力株が「実需不在・買戻し頼みの日経高」を示唆していますので、引き続き外部環境主導の下振れには警戒したいところ。

■ 午後の戦略 : 余力の増減でリスク管理!
貿易戦争回避に向けた米中の歩み寄りには期待していますが、強気転換の前提としては心許ない事案です。よって、日経平均のリバウンド局面では「ストレス玉の縮小」を優先しながら、買いは日柄分散も考慮した遅攻イメージで臨んでください。

では 午後もよろしくお願いします。