本日の日経平均は反落。先日の急騰の余韻やNY株高を好感して寄り付き直後に22,380円(+24)まで上昇したものの、先物での買い戻し一巡による買い手不足、上海総合指数の軟勢、トルコによる対米報復関税報道などを背景に戻り売りが優勢となり、一時22,110円(−245)まで軟化。東証主力株は素材エネルギー、機械セクターを中心に概ね軟調。

中小型株は 5721 エス・サイエンス、
5856 東理の仕手株コンビ、7618 PCデポ、1711 省電舎、7199 プレミアG、3680 ホットリンク、4393 バンクオブイノベーション、3925 ダブルスタンダード、9820 MTジェネックス、7748 ホロンなどに短期資金が流入。全般的にはマザーズ指数の安値更新が示す市場マインドの軟化、連鎖的投げ売りが顕著に。

日経平均 22,204円 −151、Topix 1,698 −12
225先物(9月限)22,180円、為替 111.24円/ドル
NYダウ先物 25,247ドル −47

■ テクニカル : 右肩下がりに転じている主要トレンドラインや10日線(22,412円)に上値を押さえられた反落が、「調整トレンド内のリバウンド一服」を示唆。終値で再び均衡表の雲下限(22,067円)を割り込むようなら21,000円台半ばまでの二段安に警戒。

big (20)

【ウォッチ銘柄】
△ 9519 レノバ
寄り前にお伝えしたように、再生エネルギー・バイオマス関連は決算シーズン終了に伴う‘物色の正常化’に絡めた注目テーマの一つ。明日もスイング狙いで継続注視。

▼ 6755 富士通ゼネラル(売)
猛暑関連に対する注目度の低下とテクニカル軟化により下値不安が増幅中。戻り待ちの空売り要員として注目。悪材料出尽くし感が皆無のスルガ銀行(8358)は中長期売り要員としてケア。

■ 後記 : 連日の戻り売りにて体勢の建て直しを優先していただいたら、明日もトルコリラに象徴されるトルコ・リスクに改善兆候がない場合には「二段安に備えた多めの余力維持、事前指値による手仕舞い条件の徹底、日柄分散を意識した仕込み」スタンスで臨んでください。現状ではレアケースですが、〜(略)〜に際しては強気度アップへ!!
    (会員サークルより >>Sラボ参加案内 

では 本日もお疲れ様でした。

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