今日は「米株式市場急反発!これは復活のノロシか?」というお題で書きたいと思います。
今日は、メールマガジンの定期配信日です。
今回は、「先週の木曜日に買ったお勧め銘柄」というお題で、ブレイクアウト手法で買った2銘柄、押し目を狙って買った1銘柄、反発狙いで買った1銘柄を紹介しています。
前回と同様に、既に決算発表が終わっている銘柄ばかりなので、決算跨ぎは避けられますよ。
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さて、昨日の米株式市場主要3指数は、そろって上昇し、NYダウが450.02ドル高(+1.18%)の38225.66ドル、NASDAQが315.37ポイント高(+1.99%)の16156.33、S&P500が63.61ポイント高(+1.26%)の5127.80でした。
米雇用統計の内容が、景気の過熱を否定する内容であったことから、年内の利下げ期待が再び高まり、米株式市場は、復活しそうですね。
先日発表されたISM製造業景況感指数が好不況の境目である50を割っていたことも、年内の利下げ期待が再び高まる要因になったようです。
先日、半導体大手クアルコムが好決算を発表したこと、また、アップルが4-6月(第3四半期)に増収に転じる見通しを発表したことで、米景気が減速する懸念が払拭されたようですが、ちょっと前は、景気の減速と物価上昇が同時に進行するスタグフレーション懸念で売られたのですけどね。
とりあえず、米株式市場が復活してきたことは良かったと思います。日本株も期待が持てそうですね。
ところで、米雇用統計が弱い結果だったことを受けて、今後、米長期金利が下降トレンド入りする可能性が出てきたと思います。
以下のチャートは、米国債10年物利回りの週足チャートなのですが、今は、エリオット波動の概念図の赤字の①から②の下降波が進んでいるように見えます。
よって、今後は、ここから、エリオット波動の概念図の赤字の③が始まってもおかしくないと思います。
米国債10年物利回りの週足チャート
TradingView提供のチャート
そして、米長期金利が下降トレンド入りが確定するのは、以下のチャートのように、ダブルトップのネックラインである3.783%を割った時です。
米国債10年物利回りの週足チャート
TradingView提供のチャート
上のチャートを見ると、先週の週足が長い陰線になっていることから、このまま長期金利が下落するような感じがします。
ちなみに、テクニカルでは、ダブルトップのネックラインを割ったら「売り」とされています。
何故「売り」か?何故なら、ダブルトップのネックラインを割ると「高値と安値が切り下がる」=下降トレンド入り、だからです。
ちなみに、ダブルトップの条件は、左側の山の方が右側の山より高いことがです。そうじゃないと、下降トレンド入りの定義である「高値と安値が切り下がる」にならないからです。
このことから、左側の山が右側の山より低かったら、ダブルトップではないことがわかると思います。単純に、山が2つあるからダブルトップじゃないよ。ちゃんと定義を覚えてね。
最後に、米長期金利が下方向に動きがそうなので、ドル円も下方向に動きそうですね。
おそらく、ドル円は、以下のチャートの青ラインのように、一回、ドル高に戻してから、下落するような感じだと思います。
ドル円の週足チャート
TradingView提供のチャート
先程も書いたように、米国債10年物利回りのチャートを見ると、既に米長期金利が下降トレンド入りしている可能性が高そうです。
だから、財務省は、ドル円を下降トレンド入りさせるタイミングを見計っていて、FOMCと米雇用統計という重要イベントを狙って為替介入をしてきた節があると思います。
とりあえず、ドル円が落ち着いて、円高になってくれば、物価の上昇が抑えられるはずなので、国内消費は持ち直す可能性が高そうです。
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