SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

6割のユーザーがポッドキャストで聴いた情報を検索/4割が購入経験あり【オトナル・朝日新聞社調査】

 オトナルと朝日新聞社は、生活者のポッドキャスト利用実態調査の概要を「PODCAST REPORT IN JAPAN 第4回ポッドキャスト国内利用実態調査」として公開した。以下、一部内容を紹介する。

15~19歳では約3人に1人、20代では4人に1人がポッドキャストを利用

 まず、ポッドキャストを1ヵ月に1回以上使用する人の割合を調べると、15.7%だった。年代別で見ると15~19歳の利用率は32.8%、20代の利用率は25%となり、それぞれ約3人に1人、4人に1人がアクティブユーザーであることがわかった。

クリックして拡大

 複数メディアと比較すると、ポッドキャストの利用率はNetflix・雑誌・Abemaを上回り、TikTokとほぼ同等という結果に。15~29歳においては27.4%で、8位の利用率となった。

クリックして拡大

ポッドキャストを利用する頻度、4割近くのユーザーが週3回以上に

 次に、ポッドキャストを聴く頻度と番組数を調査。すると、ユーザー全体の4割近くが週3回以上と答えた。特に15~19歳は、週3回以上が48.0%と他世代の聴取頻度を上回った。定期的に聴いている番組数については、3番組以上聴くユーザーが5割近くを占めた。

クリックして拡大

 ポッドキャストユーザーの年齢と性別を聴取すると、6割弱が39歳以下という結果に。性別では男性が過半数を上回った。

クリックして拡大

 ポッドキャストを聴く方法(聴く際に使うプラットフォーム)を尋ねると、「Spotify(35.2%)」がトップだった。続いて「Amazon Music(19.8%)」「Webサイト(15.6%)」「Apple Podcast(15.2%)」「YouTube Music(9.3%)」が挙げられた。

 プラットフォームごとの年代傾向としては、SpotifyとYouTube Musicは比較的若年層が多く、Amazon MusicやWebサイト、Apple Podcastは比較的上の年齢層に利用されていた。

クリックして拡大

ユーザーの約9割が“ながら時間”にポッドキャストを聴取

 続いて、ポッドキャストを聴くシチュエーションでは「車の運転中(23.8%)」「公共交通機関(23.5%)」「家事中(23.4%)」「歩いている時(23.3%)」「趣味の作業中(22.2%)」がほぼ同スコアで上位に並んだ。またユーザーの87.1%が、何らかの“ながら時間”にポッドキャストを聴いていることがわかった。

クリックして拡大

 ポッドキャストを聴く目的について尋ねると、20代は「配信者との距離の近さを楽しむ」、30~40代は「ポッドキャストにしかないコンテンツを楽しむ」と答えた人が多かった。

クリックして拡大

6割がポッドキャストで聴いた情報を検索、4割が購入経験あり

 また、ポッドキャストを定期的に5番組以上聴くヘビーユーザーの行動について調査。するとユーザー全体に比べて、音声広告を聴いて感じることの全回答項目で高いスコアとなり、特に「商品やサービスの記憶」「検索意向」「好感度向上」「商品の購入意向/利用意向」は10ポイント以上高い結果だった。

 加えて、ヘビーユーザーはポッドキャスト番組に対して積極的な行動を取る意向が強いことが明らかになった。

クリックして拡大

 さらにポッドキャストで聴いた情報に対する行動を調べると、ユーザーの6割以上が一定頻度で検索した経験があると回答。4割以上のユーザーはポッドキャストで聴いた商品を購入したり、その場所に行ったりした経験があることもわかった。

クリックして拡大

【調査概要】
実施時期:2023年12月8日(金)~12月9日(土)
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国15~69歳の男女(全体調査10,000人、ポッドキャストを月1回以上聴く人への調査800人)

【関連記事】
オトナル、音声マーケティング特化のウェブメディアを公開 ニュースやインタビューコンテンツを提供
ADK MSとオトナル、音声配信プラットフォーム「stand.fm」で運用型音声広告の効果検証を実施
オトナル、スマホゲームの音声広告「GainAds」を開始 ユーザーはゲームを中断せずに広告接触が可能
オトナル、音声配信プラットフォーム「stand.fm」の運用型音声広告を販売開始
20代以下の4人に1人がポッドキャストを利用/ユーザーの過半数は男性に【オトナル・朝日新聞社調査】

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2024/03/13 08:15 https://markezine.jp/article/detail/45091

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング