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みきまるファンド
優待株の中から割安で総合戦闘力が高い銘柄を選別し、3~5年の中長期の時間軸で戦う「優待バリュー株投資」を実践。何があっても決して諦めず、少しでも良い投資家になることを目指して日々精進しています。
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免責事項 : 当ブログは私が少しでも成長し、「より良い投資家」 になるための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100%ご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
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さて今日は株式投資本オールタイムベスト93位
ザ メンタルゲーム (ジャレット・テンドラー バリー・カーター著、パンローリング社 2017年)
の第9弾です。
今日は 第4章 戦略 から。
本章ではメンタルゲームの問題を解消するための論理的で組織的、戦略的なアプローチを解説していく。
メンタルゲームの問題を解決するのに必要なのは、2つの基本的戦略である。
1. 論理注入 : メンタルゲームの問題をプレイの最中に封じ込め、同時にそれらを解消するための第一歩を踏み出すための短期的戦略
2. 解消 : 自分のメンタルゲームの問題を引き起こしている間違った論理を修正するための長期的戦略
論理注入
「論理注入」とは、ポーカープレーヤーに限らず人間なら誰しもメンタルゲームの問題に直面した時に、ごく自然に行うことを元にして築き上げられた戦略である。それはすなわち、自分に向かって言い聞かせるということだ。
メンタルゲームの問題を修正する唯一の方法は、プレイ中に自分の感情を制御できる状態に保ち続けることだ。
要は、プレイ中に「ティルト(怒り+ミスプレイ)」しないことが大切、ということですね。そしてこのティルトしないことは私たち投資家にとっても極めて重要です。何故なら、
ティルト ≒ 精神的にキレた状態で取引をすることは、取り返しのつかない致命的な大損失に繋がる可能性がある
からです。
実際、株で大損失を出した投資家が、完全に頭に血が上ってキレてしまった精神状態で、「起死回生の大逆転」を狙い信用取引を使って無理で強引で期待値の低い一発勝負に出て結局そのまま憤死、という状況は非常に良く見ます。ティルトしなければ片腕を失うくらいのダメージで済んだはずなのに、精神的にキレてしまったせいで致命傷を負ってしまい市場からの退場に追い込まれる、という惨劇が後を絶たないんですね。
(続く)
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Last updated
Nov 17, 2019 07:50:06 AM
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